グレープフルーツ、洋梨、ゴム、ハーブ
パツパツの揮発酸、コクと旨味の香り
ジュワジュワのビター、スウィーティーの果実感とワタの苦味
ジューシーでドライ、鼻からフローラルなアロマが抜ける
2020年は辛口
racines.co.jp
Pierre-Olivier Bonhomme - Cuvee KURA Blanc 2020
ピエール・オリヴィエ・ボノーム - 蔵 ブラン 2020
白ワイン 2020年
ぶどう品種 Sauvignon blanc(ソーヴィニヨン・ブラン )
France > Val de Loire
インポーター ヴァンクール
ソーヴィニヨンブラン100%(樹齢25年平均)
収穫日は8月26日。収量は45hL/ha。買いブドウはビオ栽培者シモン・タルデューそして二コラ・ウダールから。残糖分2g/L。SO2は瓶詰前のスーティラージュ時に10㎎/L添加。ノンフィルター。
グレープフルーツ、梨、サクランボ、スイカズラ、アロエ、ハーブの香り。ワインはほんのりクリスピーかつ白い果実のフレッシュなみずみずしさがあり、透明感のあるエキスに塩気のある洗練されたミネラルとレモンのような柑橘系の酸がタイトに溶け込む。
2020年は、豊作に恵まれた当たり年。品質面でも、ボノーム自身非常に満足の行く、全てのバランスが整ったワインに仕上がったとのこと。2020年は、春の遅霜がなく日照量にも恵まれたことで、ブドウの成長スピードが早かった。また、ボノーム曰く、2020年はコロナの影響で自身の海外出張や訪問客のアテンドなどが減ったことから、畑仕事に完全に専念することのできたスペシャルな年とのこと。
出来上がったワインは、トゥーレーヌらしいフレッシュでピチピチとしたみずみずしさにあふれている。それでいて、よくよく味わうとダシのような塩気のある旨味と骨格がしっかりと感じられ、ボノームが当たり年と自信をもって言うのも十分納得の行く素晴らしいワインに仕上がっている。今回は旨味を最大限に残すためにフィルターは一切を掛けていない。そのため、ワインをグラスに注ぐとプリムールらしい澱の濁りがうっすら残る。開けたてガスとは少し還元が残っているので、気になる方はカラフをすることをおススメ。(輸入元資料より)