奥からほんのりと硫黄、除光液、薔薇香料 ツヤのあるまとまった香り
細やかでとろみのある、舌に馴染む自然な液体
トマト漉したような旨味たっぷりの優しい酸味と野菜感
タンニンはほんのりかつスムース、土から掘り立ての自然さ、辛口で暖かい味わい
2杯目からベリーの果実味が強くなり、ナスの皮をかじるようなタンニン
石灰分を多く含む粘土質で標高は僅か48m。エコセール認定の有機農法で無施肥。仕立はアルベレッロが主。樹齢80年超の古樹が植わる区画のブドウ。
ブドウ名の由来は諸説あります。主な2つは、ラテン語で「黒」を意味する「niger」（黒）とギリシャ語で「黒」を意味する「mavros」とが融合したと考える説、そして、プーリア州の方言 "niuru maru"「黒い、苦い」に由来するという説です。いずれにしても、このブドウの特徴である濃厚な果皮の色に関連する単語と関係がありそうですね。
このブドウがプーリアで栽培されるようになった経緯も明らかになっていませんが、紀元前7～8世紀頃にギリシャから持ち込まれたと考えられています。プーリアの特に南端の地が栽培に適した環境であったことから、今ではイタリアの最も古いブドウ品種の一つとなっており、さらに、単なる土着品種である以上にサレントのシンボルとなっています。
Natalino del Prete - Anne 2018
ナタリーノ・デル・プレーテ - アン
赤ワイン 2018年
ぶどう品種 Negroamaro(ネグロアマーロ)
Italy > Puglia
インポーター ヴィナイオータ
