濃縮果実、蒸れた感じ、ジビエ感、緑色寄り深めの香り、ラムネ・ほこりのミネラル
鉄系酸味が高くやわらいテクスチャ、ピュアで透明感ある果実味、じわりと残るタンニン、ミネラルと炒った穀物を感じる
ひとりで一本飲めちゃうやばいガメイ
キュヴェ名のシャトー ルーランは「ルーラン城」という意味ですが、同時にエチケット(ラベル)に描かれているのは、畑のなかに置かれたキャンピングトレーラーとその前でギターを奏でる人物です。
これはまさに、ブノワ カミュ本人とその自宅の絵で、この場所がまさに、彼にとっては「城」なんだと思わせてくれる素敵なデザインだと思います。
2019年のシャトー ルーランは、夏の暑さの影響から果皮の暑さを感じる、黒系果実の熟した味わいが特徴で、しっかりとしたボディに少々のスモーキーさ、鉄っぽさを感じるミネラルを備えたワインとなっています。
入荷直後の試飲では還元のニュアンスを感じましたが、現在(2021年3月)はその風味も溶け込み、果実感のなかに冷たさを感じさせるような、鋭さを感じさせてくれます。
厚みはしっかりとありますが、暴れたような雰囲気やぼてっと鈍重な雰囲気ではなく、地に足ついた重心の低さを感じる安定感ある味わいとなっています。
瓶詰めに至るまで亜硫酸無添加で造られたこのワインは、抜栓後4-5日たっても味わいは安定しており、長く楽しむことができます。
Benoit Camus - Château Roulant 2019
赤ワイン 2019年
ぶどう品種 Gamay(ガメイ)
France > Beaujolais
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