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ワインのメモなど

ソムリエ三次試験 論述対策 ソーヴィニヨンブラン・リースリング・ゲヴェルツトラミネール

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論述試験に昨年まで続いて出ている、テイステングしたワインについて書く問題
昨年の試験勉強時につかったメモです
(私が受験した2019年のテイスティングワインの正解はアリゴテでしたが、リースリングと回答しましたのでリースリングについて記述しました)

 

ぶどう品種:ソーヴィニヨンブラン

淡く粘性は軽め / 緑のニュアンス / フレッシュハーブや爽やかなグリーン

軽く硫黄臭、レモンやすっぱめの柑橘香

 

協会の指示する香りは グレープフルーツ / 柑橘系フルーツ / ミント / ハーブ / ミネラル

フランス / 華やかさ少なく、酸が大きい、キリッとしている

NZ / 華やかさが大きく、酸が少ない、華やか

フランスもニュージーランドも系統は近いが、NZは華やかで太くパッションフルーツ、味わいすっきり、心地よい酸味、リンゴのシュワっとした酸味にグレープフルーツの苦味

 

 

冷涼地区 / ハーブ、レモン、青リンゴ / 青々しい風味とほろ苦さ

温暖地区 / グレープフルーツ、パッションフルーツ

青々とした香りは刈りたての芝、アスパラガス、ピーマン。煙っぽい、燻したような(フュメブラン所以)

サンセール、プイィフュメ / ロワールの石灰岩土壌だとクリスピーなミネラルでシャブリの様な印象に

主な栽培地域は

ロワール上流 / ボルドー(貴腐、セミヨンとミックス) / アメリカ / オーストラリア / 南アフリカ / NZ(マールボロは南国系の果実を全面にだした味わいと豊かなハーブが特徴的、シャープでクリーン)

 

石灰質土壌から粘土質土壌まで / 天候や土壌への寛容性がある

冷涼でも糖度が上がり、酸味を残して熟成するため、リッチな口当たり・爽やかな味わいで現代の食生活に合う

野生的な=ソヴァージュ、白=ブラン / 枝ぶりに勢いがあり房と実が小さい

  

ハーブや柑橘の香りがあるから基本的に青さを感じる料理を

オリーブオイルやピクルスをふんだんに使ったサラダ

バターより花やハーブ香のオリーブオイル

水分やクセの少ないチーズ、魚介の香草焼き

少し冷やした魚料理、お刺身、寿司

ソーヴィニヨンブランの爽やかなアロマが魚介の味わいを引き立てる

 

 

ぶどう品種:リースリング

色調は黄色系 / 石油香酸に品がありキレイ / 引き締まったミネラル、コク

リンゴや白い花、華やか系 / 樽は絶対に無い

 

小粒で小さな房 / 冷涼推し、寒さに強く晩熟

シャープかつ豊かな酸味のミネラル / フルーティな味わい / はちみつ、りんご、白い花

トロール香と呼ばれる石油・重油香は熟成すると出る香り

(未熟なぶどうの収穫や機械収穫、還元的な醸造により若いリースリングにペトロール香が出るのは欠陥とされる、良い表現はミネラル、ヨード、濡れた石)

 

メインの土地はドイツ(Rheingau、Mosel)、フランスのアルザス、オーストラリア(クレアバレー、イーデンバレー)

 

甘酸っぱいリースリングなら甘酸っぱい中華料理(酢豚)

鶏肉とカシューナッツ炒め、脂ののった白身の焼き魚

爽やかなリースリングなら魚介や野菜の天ぷら

焼き鳥や皮の酢の物、サーモンマリネ、オリーブ、豚足と合わせたい

 

 

ぶどう品種:ゲヴェルツトラミネール

試験で出るならライチ、香りの中にライチを見つければ余裕

とろりオイリー、濃い目で黄色が強く粘性強め / ライチと白い花、お香的ニュアンス

しっかりと果実味(甘み)酸は控えめ / 白胡椒、コリアンダー

甘み強いが残糖を見分けること

 

皮の色が紫がかったグリ系、アロマティック品種

フランスのジュラやアルザス、ドイツ、オーストリアで栽培される

 

名前の「ゲヴェルツ」とはドイツ語で香辛料の意味で、香りが非常に立つワインのため、風味の強い料理をあわせる

強いチーズ(エポワス、ロックフォール、マンステールなど)

スパイシーなジャンバラヤ、アジア系料理

みょうがや紫蘇の効いた和食やハーブの効いた料理

貴腐ワインと合わせるようにフォアグラのソテーやパテ

飲茶やベトナム料理、焼き餃子にワンタンスープ