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ワインのメモなど

ピスコセミナー ピスコサワーとペルーのワイン

セミナー後は石井さんのカクテル

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ピスコサワー (Pisco Sour)

1920年に作られたピスコサワー、100年前!

本来のレシピはレモンもライムジュースでもなくメキシカンライムを使うとのこと

シナモンを使うレシピは、ペルーにアンゴスチュラ(ミカン科の樹木)が不足していた時にアンゴスチュラ・ビターズの代用でシナモンを使ったからだそう

卵白のミルキーさとライムの酸味にピスコのどっしりしたミネラル感、ビターズの香りでキュッと全体が引き締まり、とても好きになりましたピスコサワー

サワーの意味は「酸味のある」、カクテル無知すぎてどうしてもソーダのイメージが湧いてしまいます


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アルガロビナ (Algarrobina)

イナゴ豆から作ったシロップをアルガロビナと呼び、ペルーではこのアルガロビナを使用したカクテルもアルガロビナと呼ぶそう

アルガロビナのシロップは、黒蜜のツンと香るクセが落ちた、穏やかで旨味のある味わい

カクテルはアルガロビナ・卵黄・エバミルク(無糖練乳)のクリーミーな甘味と舌触り、そこから立ち昇る爽やかで豊かな葡萄のアロマ、ピスコの香り方の変化に感動

1920年発祥ピスコサワーよりと歴史の古い、ペルーの定番カクテル

 

日本に輸入の少ないペルーのワイン、ペルー最古のワイナリーはイカ州のTACAMA Winery (タカマワイナリー)
1540年代にできた南米最古のワイナリーと言われています

ペルーのワインはタナやマルベック系の南仏品種で造られることが多く、2019年ごろからナチュラルワインも造られ始めているそう

また、ピスコ品種でワインを造るのが流行に

講師の石井豊さんのイカ旅行記、トレス・ヘネラシオネス蒸留所でピスコ品種から造られたワインについても書かれています

 

知らない事ばかりの蒸留酒・カクテル・ペルーについて、美味しくて

学びの多いセミナーでした

 

 

講師の石井さん Bar SuperNova HPとブログ

トレス・ヘネラシオネスのピスコを日本で販売しているリカーランドキムラさん

セミナーを企画されたIrish Pub GlassHopperさんとbar rantanさん

2018年発足 日本ピスコ協会