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ワインのメモなど

ソムリエ三次試験 論述対策 MBA・PN・ガメイ

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ぶどう品種:マスカット・ベーリーA

ベーリー×マスカットハンブルグのミックス、新潟県産の日本固有種

意外と濃い目の透明感ある色調、そのわりタンニンなし渋みなし

一般的に軽めでフレッシュ / 試験的にガメイと迷えばOK

MBA特有の甘い香り / 基本はイチゴの赤い果実

イチゴキャンディー、わたあめ、蒸した芋の香り

みずみずしい果実味、優しい酸味、渋みがほぼ無い

ガメイより甘みが強くしっとりしたニュアンス

ガメイと同様に複雑さがなく、シンプルで余韻の短いワイン

ガメイと比べて酸は穏やか、全体的に甘くてちょっとボンヤリ

 

軽やかでお酒感がすくないのでなんでも合いそう

カッテージチーズやトマトの薄味サンドイッチ、からあげ、てりやき味とかのジャンクなピザ、お子様ランチ、チーズワッフル、ポップコーン・しょうゆ味のおせんべいとかのお菓子(お家ワインに)、ピクニックワイン

日本固有品種なので日本食に合わせるなら、たこのしぐれ煮やあなごの白焼き、肉じゃがとか酸味や苦み、魚臭さがないものと合わせたい

 

ぶどう品種:ピノノワール

ガメイも微妙なラインだな~となる淡い色調、新世界のPNは濃い色の可能性

色素量が少ないので明るく輝く / 赤い果実のニュアンス / スミレやバラのような華やかさ / フランスPNはミネラルによる清涼感 / 渋み控えめ

熟したニュアンスと樽香がしたら 1.アメリカ / 2.オーストラリア / 3.NZ

香りは複雑、果実・スパイス・ミネラル / 熟成により紅茶・腐葉土・革

基本単一セパージュで作られる(シャンパーニュは混ぜられやすい)

古くはモリヨン(MORILLON)と呼ばれてた

色調は薄く繊細でチャーミング

色素成分の生成を促す分子プロキシニアジンを有さない唯一の黒ぶどう / 色調の不安定な2つの赤色色素と1つの黄色色素で構成、色が薄く酸化しやすい

皮が薄いのも特徴で果実が破裂し成熟が不完全になる可能性が高い(ピアス病も)

 

土壌の影響をそのまま伝える先鋭化された品種 / 石灰質に粘土と窒素が混じるのが最良の土壌 / 気候条件以上に石灰質土壌を好む / ブルゴーニュの特級畑の土壌に合致

受勢が強いので窒素が多いと実が増えすぎるからキャノピーマネジメントが不可欠(強めの剪定、樹勢の弱い台木)

 

 
協会の指示 / 澄んでる、輝いている / 紫がかったガーネット、やや明るい / 粘性弱いが例外あり、中程度が良い / 香りは可愛らしいものに / 苺、木苺、感じ取れれば紅茶やすみれ / 味わいもチャーミング、中程度で / 適正16度、デキャンタなし、中〜大ぶりのブルゴーニュグラス

産地 / ブルゴーニュシャンパーニュアルザス / アメリカ ナパ、ソノマ、オレゴン / ドイツ シュペートブルグンダー / NZ セントラルオタゴ / チリ カサブランカバレー、サンアントニオバレー

 

ペアリングはタンニンが少ないので軽やかなものを

フレッシュなピノなら鳥のグリル、鳥の煮込み、簡単であっさりしたもの、鴨とか美味しい / 熟成したピノにはジビエ香に合わせてジビエのグリルや煮込み

定番はブルゴーニュ料理のコッコヴァン(雄鶏の赤ワイン煮込み)

若い子にはマスカルポーネやリコッタなどのフレッシュチーズとフルーツのマリネ

渋みが少なく程よい酸味には甘酸っぱいソースの料理や甘さ控えめスイーツおつまみ

 

ぶどう品種:ガメイ

ヌーヴォーは試験時期と合わないし、AOCは値段が高い。試験に出るならクリュドボジョレ

ピノに近いようで、シンプルでやや甘く、緩い感じ、渋みが感じられない

 

赤い果実とスミレ / 残り香にクローブのような漢方的ニュアンスを感じることも

ピノの様な複雑さ、奥行きが無い / シソ、イチゴキャンディー(低価格のピノやガメイ) / バナナ( 地域的にマセラシオンカルボニックによる)と甘いニュアンス / イチゴやラズベリー、華やか / 黒糖やジャムの様な事も / ナチュールだと果実味と出汁感が豊かになる 

 


粒は大きめ、皮は薄め / 種・皮に対して、果汁の量が多くなりがち

ワインの色調もあまり濃厚ではなく、フレッシュで明るい感じ / ピノより濃く紫が強い、輝きが少ない

  

豚肉や鶏肉などの軽めの肉料理がおすすめ

現地ではハムやソーセージなどの豚肉加工品と前菜に合わせるものとして

日本なら塩味の焼き鳥や焼き豚と

ハムがたくさん入ったポテトサラダも酸が相まって美味しそうですね